ML115のCPUを何にしようと悩んでいたのですが
結局Athlon 64 X2 5000+ Black Editionにしました。
動作倍率制限を解除した“FX仕様”の「Athlon 64 X2 5000+」を発表。そのポテンシャルを検証するコストを重視するゲーマーに捧ぐ,3万円以下のデュアルコアCPU購入ガイドもう大人?なんだしオーバークロックは結局高く付く
事がほとんどだったし定格が一番だ。
とここ数年は達観していたつもりでした。
ですが方々の動作報告を見ていて、多分この5000+BEは
本来は製品としては5000+のスペックでマージン余計に
見て置いて販売するlotを6400+相当では安定しないが
そのマージン内で使う分には平気なのでは、と思って
思い切って買ってしまいました。
昔なら6400+相当でOCして使う気満々でバクチ気分で
買っていたと思うのですが6000+相当の3Gで動けば
良いやと、最悪数年後に5000+相当で動けば良い、
という気持ちで買ったのでした。
6000+相当といってもL2cashは半分ですが。
まあその辺は安いので割り切って。
CPUクーラーが通常のリテールだと付いているのに
OC前提で購入する製品なのでユーザーは自前の
ゴツい冷却効果の高いクーラーをどうせ持っているだろう、
との前提で最初からクーラー付いてません。
これも、ML115には普通のsocket AM2のクーラーが付かないし
標準のクーラーでも冷却性能は十分だというのを調べたので
それもBEを買った動機でした。
逆にCPUだけで本体より高いっていうのは購入に際して
足踏みした要因でした。
が結果、買って良かったです。
ただ、VistaとXPのdual bootにしてあるのですがvista
だとXPよりレスポンスが3割ぐらい落ちている気がしていた
ので、aeroのせいで引きずってる感が有るのかな、dualのcpu
なら違うに違いない、と気になっていたしOCしてK8系の
アーキテクチャのDual3GHzが16kで買えるし使ってみたい
ってのも有りました。
結果、vistaは多少は快適になった気がするかしないか
微妙だけど少し引っかかりは無くなったというぐらいでした。
で中身です。

この変なステッカーは要らないだろ…常考。
って入ってるの知ってて買ったんですが実物見て
ウケましたw
そしていきなり電圧を1.375vに上げて3.2GHzで起動させて
みました。
起動しなくなってもCMOSクリアしとけば平気だろう…と
たかをくくって。
でSuper π 104万桁です。

32秒。
落ちませんでした。
当たり引いたのかな?
と思ってゲームしばらくやったらシステム落ちました…
やっぱり無茶はいかん、と電圧を定格に戻し3.0GHzで
起動です。
同じくπ焼き104万桁。

しかしEVERESTのCPU表示温度が低い気がします。
CPUクーラーFANは15000rpmで回しています。
EVEREST値段高いし大丈夫かな…と無理に納得。
しかしCPUコア温度が2つ表示されていると
「おお、カッコええ」と思うのは自作オタなんでしょうね…
一回dualコアなPCいじっちゃうと他のsingleCPUなPC
いじる気がしなくなって…とはいえそうも行かないので
使いますけど。
ちなみに元々のAthlon 64 3500+のπ焼き。


41秒。
まあ十分なんですけどデフォのでも。
言い換えれば15kのML115でこのスコアが出る訳ですから
凄いです。
このCPUだと温度の表示も大丈夫そうなので
5000+BEのEVERESTでの温度表示も大丈夫なんでしょうか。
BIOSでmonitor出来る温度と比較すると5度ぐらい低く
表示されている気もします。
L2キャッシュ容量は512KBと半分ですがML115自体の値段から
考えるとCPUクーラーもデフォの物を使うとしたら
Athlon 64 X2 5000+ Black EditionはML115との相性や
コスパは高いと思います。