人の名前と顔を覚える方法に関するサイトなどを
まとめた記事を読んでいました。
その記事のリンクを辿っていたら、朝青龍の本名を
覚えた方法などの記述が有り、そういえばモンゴル人の
名前って覚えづらいよな…と過去に世界史を勉強して
いた時の事を思い出しました。
その当時、覚えていたモンゴル地域の人名などを
思い出したり調べたりしてたら面白いリンクに辿りつき
知らない事も沢山有ったので興味深く読んでいました。
それら初対面の人の名前と顔を覚えるコツのリンクや
内容、モンゴルから調べてたどり着いた主に清朝末期に
関する事項などについて以下に述べます。
まず初対面の人名と顔を覚える方法について。
「誰だっけ…?」にならないために!人の顔と名前を…ここに幾つかリンクが載っています。
春先から初夏にかけては新学期が始まって少し落ち着き
出してきた時期でも有り、新社会人だけでなく、我々
のような地域密着の商売をしている場合にも人の移動の
結果が来店に出てくる事が有るので興味深く読みました。
最近、特に記憶力が鈍っている気がするので…
と思って読んでいたら、そういった記述が上記記事の
リンク中の記事に有りました。
人の顔と名前、どう覚えてますか? (Excite Bit コ…>「『トシをとると新しいものを覚えられない』という
>人も多いですが、子どもがポケモンのキャラクターを
>丸暗記するような記憶力と比べてませんか? 子ども
>はカンタンにモノを覚えるように感じますが、実は根
>気よく同じことを続けているだけのこと。大人になる
>と、そうした根気がなくなっていることもあるんです
>。でも、かわりに、大人は『丸暗記』よりも、いろい
>ろな物事を関連付けて理論的に記憶する『連合記憶』
>が得意になります。つまり、子どもの頃とは得意な『
>記憶の種類』が、変わってくるということです」
>つまり、大人の場合、物事の「リンク先」を増やすこ
>とで、記憶を引き出しやすくなるということ。
なるほど、と思いました。
子供はただ記憶力が良いだけでなく根気よく覚えようと
同じ事を大人より続けている、と言うことで、逆に大人
は子供より覚えている事が沢山有るのだから、それらと
覚えたいと思っている事項を関連付けて覚えれば思い出
しやすい、と。
で、リンク中の記事のコメントに朝青龍の本名を覚えた
という事に関する物が有りました。
これでもう困らない?『人の名前を覚えるための5つ…私も世界史を大学受験で勉強していた時は18-19才
だったので、関連づけするリンク元を余り持ってい
なかったので、ひたすら口で復唱し、紙に書いて
いました。
大人だったら一言一句の一文字位間違っていても許され
ますが、受験となると、国立文系志望だったので問題が
記述、論述問題だったので一文字も間違えられないので
真剣に覚えていました。
マークシートなど選択問題だったら必要有りませんが
全部正確な言葉を正確な文字でかかないと点数が付か
ないのが記述、論述問題でしたので。
朝青龍というか相撲には余り興味が無いのですが、
お店で話題になる事が多いので一般常識の範疇なんだ
なと捉えてある程度新聞記事などは目を通しています。
朝青龍ではなく、私は昔、一時プロレスが好きだった
ので朝青龍の兄、元ブルーウルフの本名は知って
いました。
総合格闘技に何度か出たことがあり、その時は本名で
出場していたのでブルーウルフの本名は覚えていた
ので朝青龍の本名も覚えやすかったです。
上は「ドルゴルスレン」で同じなので。
朝青龍が「ドルゴルスレン・ダグワドルジ」でブルー
ウルフが「ドルゴルスレン・スミヤバザル」で。
このモンゴル人の名前の付け方の法則が有るみたいで。
モンゴル人の名前 - Wikipediaソ連の影響なんですね。
旧モンゴルと言うか…大きなくくりでモンゴルと呼ぶ
民族のエリアは今は3分割されていまして。
中国とロシアとモンゴル人民共和国と。
これらについては別の機会に調べるとして、昔、覚えた
覚えづらいモンゴル地域やそれに由来する人名って
何があったっけ、と思い出してみました。
まず耶律阿保機(やりつ あぼき)です。
耶律阿保機 - Wikipedia耶律阿保機って言えば耶律楚材だよな…と正にリンクで
思い出されます。
耶律楚材 - Wikipedia耶律楚材については歴史的評価が高かったと記憶して
いたんですが、現在はそれを否定する物と肯定する物と
両方有るようですね。
やりつそざい - Google 検索その次に思いついたのが完顔阿骨打(わんやんあくだ)
です。
阿骨打 - Wikipedia昔はこれら漢字で全部書けたんですが今は全く無理です
ね…
この完顔阿骨打は女真族です。
女真 - Wikipedia後のラストエンペラーの清朝はこの女真族が打ち立てた
帝国です。
この完顔阿骨打は金と言う国を作ったのですが、後に
同じモンゴル族に滅ぼされます。
超有名なあのチンギス・ハーンのモンゴル帝国です。
モンゴル帝国 - Wikipediaチンギス・ハーンは色々な呼び方が有りますが、世界史
どころか現代にも通じる色々な事が沢山有ったので良く
試験に出ました。
特に論述問題に…
シルクロードがとても重要で世界中を繋いだので一国
だけの歴史だけでなく、同時代の色々な地域に関しての
理解を確かめる問題が国立大学では良く出たので
モンゴルはmsutでした。
父親、イエスゲイの名前から幼少時の名前、テムジン
から色々…
ここら辺は見ているとキリがまた無くなるので切り上げ
ます。
ちなみにこの時代のモンゴル帝国とその後の分裂の
時代をパクス・モンゴリカとかパクス・タタリカって
言うのを初めて知りました。
パクス・モンゴリカ - Wikipedia文字通り、有名なローマ時代の五賢帝時代のパクス・
ロマーナにかけての言葉です。
パクス・ロマーナ - Wikipedia現在はパクス・アメリカーナの時代なんて言われて
いますが…中国などBRICSなどの台頭で終焉を迎えて
いる最中でしょうか…
後の100年、200年後などに歴史上ではそう扱われる
かも知れません。
パクス・アメリカーナ - Wikipediaこのリンクを見ていたところ。
パクス・ブリタニカは知っていましたが。
パクス・ブリタニカ - Wikipediaパクス・シニカなんてのも有って初めて知りました。
パクス・シニカ - Wikipediaこれは50年後にはそうなるかも知れないなと思い色々な
思いを持ちました…
良くも悪くも。
こういう事を念頭に置いた論評ってTVですと経済番組で
しか見ませんが…
国益とか国防とか色々、こういった現実を見て語って
欲しい物だな、と思いました。
視聴率的にもスポンサー的にも難しいんでしょうが。
間違いなくこれからの流れですね。パクス・シニカは。
パクス・シニカ - Google 検索そこまで調べてから元の問題に戻り、女真族の名前って
どういうのが有ったっけ、と思い出してみました。
一番最初に思い出すのが太祖ヌルハチです。
ヌルハチ - Wikipediaこの辺りは名前を覚えるのも楽でした。
その次にやはり世界史的なmust項目にラストエンペラー
絡みが有ります。
ラストエンペラーの本名。
愛新覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)です。
愛新覚羅溥儀 - Wikipediaもうこれも漢字で書けませんね…
溥儀に付いても色々書いているとキリが有りません。
忘れてしまう事も多いので定期的に文献などを見たり
するんですが…
今回はその溥儀の弟、溥傑に付いて読んでみました。
愛新覚羅溥傑(あいしんかくら ふけつ)です。
愛新覚羅溥傑 - Wikipedia世界史の立場上で受験勉強をしているとこの辺は
関東軍など日中戦争に続く流れをメインに勉強する
ので日本的な視点で勉強した事が無いので知らない事
が多いです。
日本の皇族と結婚した、位の知識は有りましたが詳細を
知りませんでした。
その奥さん、浩さんは晩年は北京に居たんですね…
嵯峨浩 - Wikipediaそのお子さんは現存して日本にいらっしゃるそうで
そのお子さんも居るので愛新覚羅家と日本の皇族の血は
今でも続いている事になりますね。
福永こ生 - Wikipediaこのこ生さんのお姉さんは映画などの題材になった話
のモデルなんですね、知りませんでした。
天城山心中 - Wikipediaこの嵯峨浩の項目を見ていたら知る人は知っている
通化事件に巻き込まれたと書いてありますね…
通化事件 - Wikipedia通化事件も通州事件も逆の南京大虐殺と語られますが
真相はまだまだ良く分かりません。
これらは色々な証拠、証言などを色々な立場や時代背景
などから照らし合わせ続けて検証し続けないといけない
と思います。
それこそ耶律楚材に関する評価だって固まっていない
のですから。
これらの事は難しい問題が沢山有りますし答えも一つ
では無いので理解しづらい事が多いです。
ですが、時代はグローバルになっているので色々な国の
視点、視野、価値観を理解して物を考えられると言う事
が重要だと思います。
知らないのと知っているのとでは大きな違いが有り
知らなければ何かの風潮に流され視野が狭くなり判断力
も他の力に流されることが多くなると思います。
歴史の流れと事実を色々と知っている、そういう知識が
私にとっては大きな武器になるのでは、と思っている
ので、これらの知識の復習を補充は常に行っていき、
この先、なんとか生き残らないとな、と思います。
受験が終わって20年経ち、色々な評価も変わっている物
は随分と変わってきているので…
それは仕事も流行も価値観もなんでもそうだな、と
思います。
過去を知ることはまさに温故知新だと思いました。