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杉並、下井草の理容室hiraひらおかのブログ

お店のサイト http://hairhira.com
07月31日(木)

2008年度ブロース講習会 第06回 

先々週、今年度6回目のブロース講習を行いました。

昨年度に比べて3割ぐらい回数を今年度は減らしたので
去年のペースでゆっくりと行っていたのですが、
そのせいで残り回数が少ない事に気づきました。

今回からピッチを上げました。

といっても、無意味に完成までとりあえず終わらす
のではなく、完成まで到達しないでも良いので
一つ一つを確実に身につけさせる事を目的と
しているし、そうしたほうが為になると思うので
そんなに遅れているという訳では有りませんが。


今まで繰り返し繰り返し、考え方と体の使い方と
シザーとコームの使い方を指導してきたので
その点検プラス、少し直鋏を入れて行きました。

直鋏(じかばさみ)というのはコームを使わずに
コームを持つ指の先でシザーの先端を押さえて
直接、形や面を作っていく技術です。

日本の理容業界が世界に誇れる独自の技術でも
有ります。


直鋏はやってる事が高度に見え、凄い様に見える
ので基本が身に付いていないレベルだとどうしても
そっちに目が行きがちになり、やりたがる経験年数
の浅い技術者が多いです。

私もその一人でした(苦笑


ですが、皮肉にも競技で高度にやり込む事によって
逆にその有効性と限界も知る事になり、今になると
余り使わなくなりました。

結局、お店での仕上がりで綺麗でもお客様が自宅に
帰った後の日常で綺麗に形が手を出来るだけ掛けずに
保たれて居ないと意味がないからです。

直鋏を多用すると、自宅でシャンプーすると形が
微妙に崩れたり、短いクセのある数本の毛が
飛び出てきたりします。

ですので、私はここ数年は角刈りやスポーツ刈り
などを刈っても1割ぐらいしか直鋏は使用しません。

ただ、有効性も有って、凄く角目にしてほしい、
直線的にしてほしい、などのご要望が有ると、
正確に綺麗な直鋏が掛けられるとメリハリを
極端に作れますので、出来ないのと出来るのとでは
大きな差が有ります。

それに免許区分が一応は理容師なので、この理容独自
とも言える技術を高レベルで身につけているという
自信は大きな物になります。

さらにトップレベルでのコンクールレベルでの
直鋏となると0.1mmの精度でカット出来ますので
もっと自信を持てます。

まず0.1mmの誤差が視認出来ないと話にならない
ので、イキナリ理解しろと言っても無理なので
所々、講習中に最初は0.3mmの誤差の修正から
0.1mmの誤差の修正前、修正後を理解させる事は
してきました。

普通に仕事をしてるだけだとここまでこだわる事は
無いと思われますので、この講習を機に、そういう
突き詰めた仕事を見せ、また今後やらせてみる事に
よって、仕事全体への取り組みと追求する姿勢と
妥協を許さない仕事へのこだわりという物を持って
貰えればな、と思います。

ですので、残り数回は翌日キツくて足が筋肉痛に
なるでしょうが、しごき目で直鋏天国へ
突入しようと思っています(笑

見た目は派手ですが、すごーーーく地味な作業の
繰り返しと追求のみでしか到達出来ない領域なので
この講習ぐらいで身に付く訳が無いのですが、その
扉を開くきっかけだけでも与えようと思います。
プロフィール

平岡文隆

Author:平岡文隆
東京の杉並区下井草で
ヘアサロンを家族で
営んでおります。
ここを通して色々と知って
頂き、お店で話題にして
貰ったり何かのお役にでも
立てば、また暇つぶしに
読んで頂ければ、という
ようなコンテンツです。
宜しくお願いします!

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